世話がやけるオッパ ページ27
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「うわ…」
外観がお城だったら 内観もお城だ。
玄関、リビング、キッチン、トイレ、それに各々の部屋まで、全部。
HC「おー、A。いいな〜ここ、快適だぞ」
…だけど、若干不釣り合いな人、一名。
HR「うわ〜!すご〜い!廊下でスケボーできそう!」
DH「うわ〜!ソファふっかふか!」
…追加で二名。
「ちょっとオッパ」
「…まず、こんなとこでパンツ一丁にならないで!」
HC「細かいこと言うなよ 面倒くせぇな」
「雰囲気台無し!」
HC「ヤー、オンマみたいだぞ」
「オッパ!」
HC「こう、オープンになるじゃねぇか、心も身体も」
…言いたいこと、分からなくもないけど。
「あとヘンリオッパ!スケボーは外でやって!」
「ドンヘオッパは ソファでぼふぼふしない!」
ヒチョルオッパにドンヘオッパ、ヘンリオッパ。
この三人は厄介者だったりする。
とにかく世話が焼けるのだ。
ヒチョルオッパは大したことでもないのに すぐ私を呼ぶ。
ドンヘオッパとヘンリオッパに関しては とてもじゃないけど年上だとは思えない。
やんちゃで可愛い、なんて、第三者が言える台詞だ。
SM「はいはい、Aも ここまで来てそんなことしなくていーの」
「だってオッパ…!」
言葉の続きを言おうとしたら、唇を人差し指で塞がれた。
ZM「そんなことより、肝心の部屋は見た?Aの部屋が一番凄いんだよ?」
「…見て…ない」
SM「いっておいで」
「…ん、」
ミーミオッパに背中を押されるように歩き出せば、世話役から解放された気分。
それは向こうも同じで、きっと今頃は小言ばかりの姑から解放された気分なんだろう。
「ミーミオッパ?一人で行けるよ?」
ZM「あ、そうやって ルームメイトを追い出そうとしてる?」
「ん?」
ZM「ルームメイト。同じ部屋」
ばっちん、その大きな瞳でウインク。
「ほんと!」
ZM「ほんと、嬉しい?」
「嬉しいっ!」
ZM「おわっ」
勢い良く抱きつけば、ちゃんと抱きしめてくれて。
ノースリーブから覗く 白い腕の感触が気持ちいい。
「ミーミオッパは お部屋見たの?」
ZM「失礼ながら、お先に拝見させて頂きました」
「どんな部屋?」
ZM「Aにぴったりなお部屋だよ」
「もう、それってどんな〜!」
ZM「まぁまぁ、ほーら、着いた」
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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます\(^o^)/ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:315 | 作成日時:2014年9月23日 20時