お酒と夜明け ページ13
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「ふふ、ふふふ」
SM「誰、Aのイチゴジュースにシャンパン混ぜたの」
犯人はギュオッパとヘンリオッパ。
だけど酔っ払って気分がいいから 告げ口しないでおいてあげる。
優しいなぁ、私。
HG「いつもに増してかわいいから、いいんじゃないの?」
「ふふふ、ふふ〜」
大好きなハンギョンオッパに寄り添って、ほろ酔い気分の私はご機嫌だ。
それもそうだ、こんなに賑やかで、楽しくて、幸せなご飯は久しぶりで。
ずっとこのまま続けばいい、そう思うけど、実際は今日、もしくは休暇の間だけ。
グループ活動も、個人活動も忙しいオッパ達が こうして全員集合することなんて、こう、何か無いとありえない。
「ハンギョンオッパは帰っちゃうの?」
HG「夜明けにね。お忍びできたから、静かに帰らないと」
今度いつ会えるの、なんて聞けなくて。
ましてや 帰らないで、なんて言えない。
元から我儘の言えない性分だから、湧き上がってきた我儘は飲み込む。
HG「今度いつ会えるの?」
「…え?」
HG「だから、今度いつ会えるのって聞いてるの」
「わかんない、わかんないけど…また早く会いたい」
HG「中国来た時は絶対連絡して?」
「する。中国行かなくても連絡する」
HG「言ったね?期待しちゃうよ?」
「ん!」
・
・
その会話を最後に、その日の記憶がない。
朝起きたら、一人でベットに寝てた。
もちろん、ハンギョンオッパはいなかった。
お見送りもできなかったな、そう思っていたら 携帯が震えて。
「よぼせよ〜?」
HG「おはよう、A。起きた?」
「ハンギョンオッパ。…朝起きたらいないんだもん、寂しかった」
HG「お、やけに素直だね」
「ほんとのことだもん」
HG「仕事だったからさ、ごめん」
「ううん、お仕事なのに 来てくれて嬉しかった」
HG「またすぐ会えるよ」
「うん!お利口にして待ってる」
HG「皆のこと宜しくね」
「ハンギョンオッパも 身体に気をつけてね」
HG「ありがとう、Aもね」
じゃあ、また、
そんな優しい声の後に無機質な機械音。
ところで、ここはどこ?
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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます\(^o^)/ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:315 | 作成日時:2014年9月23日 20時