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ドアのその先 ページ11

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「なーんか忘れられてない?」
「僕たちも会いたかったのに」

エレベーターの物陰から出て来た二人に また涙したのは言うまでもない。

「ミーミオッパ、ヘンリオッパ!」

シウォンオッパの腕から抜け出して、ミーミオッパの胸に飛び込む。

「どうして…来れないと思ってた」
ZM「お姫様がアメリカから帰って来たのに、会いに行かないわけないでしょ」
HR「五年間、会ってくれないんだもん」
「それは…」
ZM「わかってるよ。ちゃんと勉強してきた?」
「もちろん!」
HR「一人でよく頑張ったね」

そうやって頭を撫でられれば また涙が溢れて。

HR「うわ、A、泣かないでよ」
ZM「可愛い顔が台無しだよ」

オロオロするヘンリオッパに、よしよししてくれるミーミオッパ。
M活とスパショくらいでしか会えない二人なのに、
こうやって、いつも優しくしてくれる、大好きな二人。



HC「おー、来たか。あれ、あいつは?」
ZM「ちゃーんと連れて来ましたよ」
HR「変装させるの大変だったんたから」
HC「すまねぇな、感謝してる。ヤー、早く来いよ」

いつの間に玄関に来たヒチョルオッパが誰かを呼んでいる。

すると、エレベーターの角から、
サングラスをかけて、ボーダーの服を着た、髪の毛ぼさぼさの人が出てきた。

…ギュオッパ?
まさかと思いリビングを見れば、当の本人はミンオッパと仲良くワインを飲んでいる。

HC「ヤー、さっさと出て来いって!…しかしお前、変装うまいな」
???「でしょ?キュヒョナに似てるウィッグ探すの苦労したんだ」



ウィッグを外して、誰だかわかった。



「…うそ…」

サングラスを外した先にあるその優しい瞳は、ずっとずっと変わらない。

「…ハン…ギョン…オッパっ」

泣き崩れる私を慌てて抱き締めて、その胸に押し込められる。

HG「びっくりした?」

囁く声も、背中を撫でる手まで優しくて、声も出せない。
ずっとずっと変わらない。

HC「ヤー!お前 泣かせるんじゃねーよ!せっかく泣き止んだのに」
HG「チョウミとヘンリーに会った時から泣いてたって、ねぇ?」

優しく問いかけることも、泣きじゃくる私に笑いかけてくれるのも、何もかもかわらなくて。
変わったのは環境だけ。
それでも昔のように 皆と、私と、接してくれることが嬉しかった。



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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます\(^o^)/ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:315 | 作成日時:2014年9月23日 20時

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