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ケーキに大喜利はいらない ページ2

「で、どんなケーキにするの?」


ミントちゃんが目をキラキラ輝かせながら聞いてくる。作る事より食べることの方しか考えてなさそう。


「オレたちにしか作れないような、特別なケーキが作りたいな〜!折角1周年なんだし!」

葵陽くんがそう提案する。
うーん、みんなにしか作れないケーキかぁ…
意外と難しそうだけど…


「なら、みんなの好きな物1つずつ入れてみるっていうのはどう?」

続いて美郷くんが提案する。
私はちょっと顔をしかめた。

『好きな物?なんかそれ…』

闇鍋の予感しかしないけど…


「イイじゃんそれ!じゃーぁー、やっぱオレはカップ焼きそば!」


ちょいちょい!!!!!!
思ったそばからこれだよ!!!!


「ちょっと待ってくれ!」


突然、大和くんが口を挟んだ。
おっ!さすがの大和くんでも焼きそば入ケーキは…


「翼と徹平はナポリタンとラーメンが好物って設定になってるんだ!!これじゃあ麺類が多すぎないか?」

『いやそこーーーー?!?!?』

そこなの?!
そもそも麺類って時点でダメでしょ!


「麺類はやめない?一応ケーキなんだから、食べられる物を作りたいんだけど」

よかった!まともな思考の人がいる!
シェリーちゃんがいてくれて良かった!

『そ、そうだよ!その通り!麺類はだめ!もやしもだからね!』

私はシェリーちゃんに賛同すると同時に、何故か既にもやしの袋を持っていた宗介くんを制した。

てかなんでもやし常備してるの?!


『お祝いのケーキだし、普通に生クリームと苺にしよう。そこにみんなで飾り付けすればいいと思うんだよね』

「その方が可愛らしく仕上がりそうですね」

「賛成〜!生クリームと苺大好き〜!」


あぁ…キュアキュアトロンはエデンの良心だ…
君たちがいてくれて良かった…本当にありがとう…


『でもさすがに一人一つトッピングしていくとゴチャゴチャになっちゃちそうだから、バンド毎に一つにしよう』


と、いうことで、バンド毎に一つトッピングを考えてもらった!

可愛いトッピング→←お祝いは突然に



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設定タグ:バンやろ , バンドやろうぜ , 夢小説   
作品ジャンル:ギャグ
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作者名:うみ | 作成日時:2017年10月22日 7時

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