2-4 仲直りのクッキー ページ7
｢あー…メンドいこと約束しちゃった…｣
頭をがさがと掻きながら、厨に行く
(ケーキ…かな。クッキーでもいいんだよな。材料なにあるかなー)
最近は、夜食つくりで、薬研たちに呼び出されるため、腕も元の力まで戻った
｢しっかし…お菓子作りか…｣
厨の扉を開ける
中では、光と、歌仙が料理を作っていた
｢お邪魔〜。材料なにあるかなー｣
歌仙｢うわっ！？｣
｢ケーキは…材料今度揃えよ｣
歌仙｢ちょっと、君。｣
｢はいはい。歌仙、まってねー｣
歌仙｢そういう事じゃない！！｣
｢雅じゃないぞー、んー…クッキーならできそうだな｣
燭｢！零ちゃんが作るの？｣
｢あ、うん。光。お菓子の道具あるよね｣
燭｢うん。いつもの所にあるよ｣
｢りょっかい。ええと、バターに砂糖。薄力粉にー…｣
燭｢手伝うよ｣
｢お、悪いね。えーっと…｣
作り方頭の中で思い出しながら、髪を上でくくる。バターを溶かして…
｢…ドライヤーでいっか｣
時間無いしなー
ドライヤーであっためて、バターを柔らかくする
柔らかくなったバターに砂糖を加えて、すり混ぜる
燭｢零ちゃん。卵黄入れるよ｣
｢あいよ｣
卵黄を入れてもらって、練るようにずっと混ぜる
｢おし！歌仙。バニラエッセンスと、小麦粉とコーンスターチ入れて｣
歌仙｢あっ…ああ｣
｢ん、あんがとね｣
一人でやると大変な作業だけど、二人いるとらくらく〜
ボロボロするところが無くなって、ひとまとめになるまで混ぜる
｢ういっしょ…｣
燭｢変わるかい？｣
｢ううん。大丈夫、｣
｢うし。良いかな｣
歌仙｢はい｣
｢あ、ありがとう。まとめてまとめて…｣
混ぜたものをまとめて、サランラップをかけて、冷蔵庫に突っ込む((
｢よっし。伸ばすぞー｣
燭｢僕がやるよ｣
｢光…｣
｢僕のほうが力あるしね｣
｢…そうだね、任せる｣
光に伸ばすのを任せて、型を探す
｢んー！こんな感じかな！｣
燭｢こっちも伸ばし終わったよ｣
｢おいっす。サンキュ、｣
光が伸ばしてくれたものに型をはめてく
歌仙｢…｣
｢…歌仙、やりずらい｣
歌仙｢…一緒にやっても良いかい？｣
｢…うん、良いよ｣
燭｢なら僕も｣
｢はいはい。お願い｣
にこやかに笑った彼らに型を渡して、再び型をとっていく作業にもどった
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作者名：46猫 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月26日 23時
