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薬研｢大将ー！新年の挨拶すんぞー！おきろー！！｣
｢…ん、おはよう｣
薬研のでかい声と、襖が勢い良く開く音に目を覚ます
薬研｢もう朝餉できてるから早く来いよー！｣
ばたばたと足音を盛大に立てて走り去る薬研を見送って、箪笥から振り袖を出した
｢おまたせしました｣
清光｢主。あけおめ〜｣
三日月｢おお、よく似合ってるなあ｣
歌仙｢あ！零！それ去年と一緒じゃないか！！｣
｢今年は買ってないんだからないよ。ほら座って｣
小夜とまんばの間に座る
未だに不満げな歌仙にため息をつきながら、グラスを持った
｢今年こそ歴史遡行軍全滅。ついでに日向くん確保。乾杯！｣
小夜｢零。今日はてんしょん高いね｣
｢新年だし｣
今日は資料ないし
そう思いながら、伊達巻にかじりついた
三日月｢主｣
｢んあ。三条か。なに」
三日月｢明けましておめでとう。爺たちからだ｣
｢いやお年玉て…｣
小狐｢主様。よろしくお願いします｣
岩融｢よろしく頼む！｣
今剣｢おねがいしますね！｣
石切丸｢よろしくお願いします｣
｢嫌なんに対してよ。明けましておめでとごさいます｣
しっかりと挨拶
周りを見ると、他の子たちも挨拶でそこらじゅうで頭を下げていた
堀川｢兄弟！ほら！｣
｢今度は国広と本歌くんか｣
山国｢…主。去年は迷惑をかけた。今年は、気をつける｣
堀川｢僕も、主さんの刀として精進します！｣
山伏｢カッカッカッよろしく頼むぞ！｣
山長｢…よろしく頼む｣
｢こちらこそよろしく頼む」
にこ、と嬉しそうに笑う四人についくすりと釣られた
｢清光、乱｣
清光｢あ、主ー｣
乱｢零だ。どうしたの！｣
ちょうど二人が集まってる所に私も座った
｢…明けまして、おめでとごさいます｣
清光｢おめでとう｣
乱｢おめでと〜！｣
頭を下げて、しっかりと挨拶をする
｢…よし。さあみんな！一年の計は元旦にあり！午後は初詣行くよ！！ちゃんとした格好で｣
｢｢はーい！｣｣
大きな短刀たちの返事に、くすりとまた笑った
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作者名：46猫 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月26日 23時
