4-1 誉のはんばあぐ ページ12
今剣｢おーいしいおいしいはんばあぐ！！美味しいですよね！ね！薄緑！｣
膝丸｢知らん、｣
今剣｢！あんなおいしいものをしらないんですか！！｣
膝丸｢ああ。そんなに上手いものなのか。兄者に食わせたいな｣
今剣｢あしたは零がつくるひなんですよ！でも、すきなのにしてもらうためには誉をとらなきゃいけないんです！｣
膝丸｢！そっ、そうか…｣
今剣｢さあ行きますよ薄緑！！｣
膝丸｢おっ、おー？｣
今剣に釣られて、頭を傾げながら右腕をあげる膝丸
周りは、短刀ばかりで、流されやすい膝丸を引っ張って出陣へ出かけていく
まるで遠足だ
髭切｢…可愛いだろう？あれ、僕の弟の、えーっと…｣
｢膝丸クンだろ、覚えてやんなさいよ、｣
ﾍﾟｼｯｲと、隣の髭切を叩いて中に入った
今剣｢えんせい、がんばりました！｣
膝丸｢兄者！帰ったぞ！｣
清光｢遠征部隊が帰ってきたみたいだね｣
｢そうだねえ。さて、夕飯作ろうか、ね。清光｣
清光｢そうだね！主！今日は何？｣
｢、さぁ？リクエストしに来たぞ、｣
長谷部｢主！！｣
ｽｵｱｯﾝ
｢すげえ音したなー。長谷部。襖は静に開けなさい…今日の誉は誰？｣
長谷部｢主命を果たしたまでです！主！｣
｢おめでとう、さて。誉の褒美は何が良い？｣
長谷部｢では、主命｢それ以外で、｣はっ…では…｣
｢ん？｣
長谷部｢本日の夕餉にはんばあぐを！｣
｢…へ？｣
真剣な顔をして言う長谷部。何だお前、可愛いな
隣では、近侍の清光が、口を押さえて笑うことを耐えていた
そんな清光を見て、長谷部はむっと眉を潜めた
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作者名：46猫 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月26日 23時
