【文スト】幼少化トリップ(笑)

少年15 ページ16

ｺﾝｺﾝ


「社長、賢治です。入ります」


「ああ」




緊張してきた…ッ




−‐−‐−‐−


−‐−‐−



「__…という事で、今日から探偵社でお世話になります。雪見 絢時です。宜しくお願いします」



ペコリとお辞儀をしてニコリを笑う




第一印象、コレ大事





社長室に入って、福沢さんに挨拶をしてきた



じ、と此方を見て、「いいだろう」と一言云われただけだった




そして今に至る




「アヤトくんにはご両親が居ないんです〜。優しくして下さいね!」




君の優しさが既に身にしみてるよ賢治くん…





「アヤトだな。俺の名は国木田独歩。基礎情報処理はできるそうだな。ならばコレをやってくれ」



初仕事!!



「あ、はい!…………えっと、国木田さん…これは…」



「何だ?わからないか…もっと簡単なものは…」

「違います。簡単過ぎません??これ」




「そうか……お前くらいの年だと、これくらいではないのか」



「全然出来ますし、何ですかこれは…。計算ドリルですか?」




「…………１＋１は？」




「2ですね。馬鹿にしてますね」




馬鹿にしてますね




国木田さんが一生懸命首を捻っていて可愛いので許した

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