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はろー胸キュン ページ8



*゚

そのあと無事ラム達と合流し直したAと面堂。
客室で黒スーツが入れてくれたお茶をいただき高そうなお茶菓子も出された。A面堂しのぶあたるラムの順に座りこれまた高そうなカップにいれられたお茶を飲む。

「わぁっこのケーキとっても美味しそうね!本当にコレ頂いていいの面堂くん」

「うむなかなかじゃな。んぐぐぐっっごくんっ めんどー俺おかわり!」

「 貴様は遠慮せんか諸星!!」


ガツガツと豪快にケーキ頬張るあたるに対して 流石にカップに品良く口をつける面堂はさすがに食べなれているだけあっていいとこの坊ちゃん感がでている。



「なんだか味が薄いっちゃねぇ?A」
『そうなの?』
「お前の星の料理が辛いだけだっちゅーの。仕方ない俺が食っちゃろ」

「あ!ダーリンそれうちの!」
「ちょっと何すんのよ零れちゃったじゃないのっ!」
「イテェ!おっラッキーすけべ グエッッ!!」


ドカドカバリバリと響いて光る諸星を無視し面堂が目を向けると Aはカップを大事そうに持ちゆっくりと静かに紅茶を味わっていた
「どうですかAさん。お口に会いましたか 」

『うん。このお茶とってもいい匂いがするね。
初めて飲んだから美味しいかはちょっと分からないけど、でもとっても優しい味がして…私好きだな』


ラムとAの星の食べ物は基本的に全てが辛い。
勿論甘いお菓子や水もあるが紅茶は無かった


「このお茶は海外から仕入れた最高級のもので本来であれば日本には輸入することないんですが我が面堂家は他国とも交流がありますので世界のどこよりも早く最新のモノを「じゃかぁしぃっ誰がお前の話に興味があんだよ!金持ちの自慢話には付き合っておれんわ!ねぇAちゃ〜ん?面堂の自慢話なんかはほっといて今から俺とデートしない?」


『? しゅーたろうの話は面白いよ?
私は、できたらもう少し聞いていたいな。心配してくれてありがとうダーリン。でも私の事は心配せずにダーリンはラムとデートに行ってきて?』


ごめんねとAが眉を下げて謝ったと同時に

《ズキュュュュュュンッッ!!》

と誰かのハートが撃ち抜かれる音が響いた

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作者名:たまき | 作成日時:2022年8月9日 10時

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