【うる星やつら】電光少女は花が好き (ページ7)

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はろーお花達ページ7

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だんだん嬉しくなって、花の香りに集まってきた蝶々や蜜蜂と一緒にくるくる周り懐かしい故郷の歌を口ずさんだ

〜♪

身体からたんぽぽ色の光をいくつも飛ばしながら空を踊るAは誰が見ても幻想的で美しかった。

まるで花の精霊が舞い降りたのかと思う様な風景に、小さい子供を寝かしつける時に母親が歌うことが多かった優しい歌。

昔よく母が歌ってくれたのを覚えてラムと歌ったものだ

懐かしいな

『しゅーたろうは凄いなぁ優しいしお家にはキラキラしたものがたくさんあって…お花達も艶があって嬉しそう』

キラキラと身体から光の粒子を放つと夕方なのに星がひかっているような錯覚に陥る優しく揺れる花に誘われた蝶がAに集まって来て髪や指に止まった

「Aさん」
『あ、しゅーたろう ……しのぶは？』

「家の者に案内させました。Aさんがこちらへ向かったのが見えたので追ってきたんですすみませんでした。」

『どうしてしゅーたろうがあやまるの？』

自分に向かって頭を下げた面堂にAは首を傾げよく分からないと説明を求めると Aにも分かりやすいようにゆっくりと話し始めた

「僕が招待したのはAさんだったのにしのぶさんをエスコートしたので貴方を1人にしてしまいました。本当にすみませんでした。」

『？よくわからないけど…しゅーたろうが女の子にモテるのも、しゅーたろうが優しいのもいい事だから謝らなくていいんじゃないの？私達の星ではお婿さんやお嫁さんがモテるのは嬉しいんだよ。素敵な人を貰ったんだって自慢になるの』

「それでも貴方を1人にするべきではなかった。僕は、……Aさんにだけは誤解されたくないんです。」

誤解とはなんだろう。と思いつつも気にしないで許してあげる。とAが返せば嬉しそうに爽やかな笑顔を返された。なるほどしのぶはこの笑顔にヤラれちゃったのか

『しゅーたろうってかっこいいよね』
「………え！！！？！？」

ぐわぁっと目を開いた面堂に間違った地球の言葉を伝えたかと慌ていそいで手をパタパタふり弁解する

『え？間違ってた？？えっと……私やラムがお婿さんにしたいって言う……そう！褒め言葉のつもりで、えっと……ステキな人ですね。って言いたかったんだけど』

「あっいいっあいっやっ合っていますよあははははー！」

『？それはなんて言葉？しゅーたろ』