はろー悲劇か幸運か ページ33
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「はぁ… なぁ妙だと思わんか? この僕がお前とデートの下見に来ているんだぞ」
「こっちのセリフじゃっちゅーの…ったく、明日はしのぶに手ぇだすなよ面堂」
「僕がいつ手を出したの教えて欲しいものだな!! ……コホンッそれよりも、だ。諸星……お前はラムさんと付き合いが長い。つまりAとラムの星の事にも詳しいよな?」
「あぁー……ラムについてなら何となくわかるがAちゃんの事はわからん。あの子ラムと真反対の性格しとろーが、、、、つぅかお前面堂!!!!!!!!お前こそ一緒に住んどるんだなんかしらんのか!Aちゃんのまだ見ぬ一面をっ」
「近いわ離れんか貴様!」
面堂に掴みかかった諸星のおかげで店の入口付近でドタドタと揉め事に発展してきたため、見かねたラムとAが助けに向かうことに。
「何話してるか聞こえないっちゃ」
『行ってみる?ラム』
「だっちゃ!」 『行こ!』
「ダーリン!」
「ラ、ラム…」
『こんにちは しゅーたろう』
「、Aこんにちは ラムさんとお買い物ですか?」
『うん あの……明日着ていく服が決まってなくてラムに見繕ってもらってたの』
「あぁ そうでしたか。」
ぎくっっと最初肩が跳ねた諸星と面堂だったかラムとAがそれに気づくことは無く、シャキーンと元に戻った面堂も爽やかな笑顔でAに挨拶をくれたが 先程の諸星と一件のせいか珍しく髪が乱れている
『ふふっ… あの、しゅーたろう ちょっとしゃがんでもらってもいい?』
「? あぁ」
そして言葉どうり腰を落としてくれた面堂に礼を言い、
はらはらと乱れている髪を指先で耳の後ろあたりまでそっとなんだか撫で付けると何時もの彼の姿に戻った
『ほら 横髪がこんにちは してたよ。』
ふふっと肩を竦めて笑ったAに 面堂の心臓が ギュンッ と搾られるようにい心地が悪くなった。
「、、、ありがとう」
『どういたしまして。 えっと…しゅーたろうは明日の服は決まった? 私まだちゃんと決まって無いし、お会計もしてなく「Aー!!ウチ ダーリンとデートに行くっちゃ後は終太郎に任せるっちゃ バイバーイ!」
「ぁあぁあこら待てラムっゴラァァァァッー」
『あれ、ダーリンとラムここで待ち合わせしてたの?遠慮せずに言ってくれれば良かったのに。 』
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作者名:たまき | 作成日時:2022年8月9日 10時