はろー共謀 ページ21
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「ふんぬっっ!!……そうだ」
ガッシャン!!と音を立てさせ中から鐘を割った面堂に着替え途中のクラスメイトもお見事 と拍手をした
「僕は人に愛されることはあっても誰かを愛したことは無い。貴様には惚れた女が大勢いるだろう?」
「あぁ…まぁなぁ〜。で要は惚れた女が居るが暗所閉所恐怖症のせいで告白できん、と……ん??面堂お前の惚れた子って……Aちゃんか!?ダメだAちゃんは俺も狙っとるんじゃラムにせい!ラムに!ラムならやる!」
「いい加減にせんか貴様ァァ!!!!」
再び面堂と諸星の間で白刃取りが成功したところで
あ!いいことおもいついた!と諸星が手を叩いた。
「あ!いいこと思いついた! こんど俺とお前とAちゃんとしのぶでダブルデートしようぜ」
「なに?」
「次の日曜日ラムは1人で星に戻ることになってんだよ!ラムが居ない間に俺もしのぶと……うへへへへっ」
「ふっ諸星にしてはいいアイディアじゃないか。わかった費用は責任を持って僕が持とう そのかわり、」
「わーってるわーってる。お前のコンプレックスの尻拭いせいっちゅーんだろ。今回だけは手伝ってやるぜ。面堂」
わははははは
ふははははは
珍しく固く手を握りあった諸星と面堂
Aを面堂が、しのぶを諸星が誘う事に決まりダブルデートへの計画がたてられたのだった。
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「え?終太郎とダーリンとしのぶと買い物?」
『うん。しゅーたろうに誘われて……ラムがその日都合が悪いから今度ラムとダーリンとしゅーたろうと4人で出かけないかって言ってもらったんだけど…今週の日曜日ダーリンとでかけてもいい?』
「ダーリンったらぁあぁ……っでも…っっ今度うちとデートしてくれるって約束なら今回は仕方ないっちゃ!そのかわりA、ダーリンがしのぶにちょっかい出さないか見てるっちゃ!」
『っうん!わかった!』
「あと、しのぶは終太郎に気があるからとびっきり可愛くして行ってしのぶなんかに負けないようにするっちゃ!!」
『……うん、』
ラムの言葉に なんとなく最近分かってきていたことをさらに実感させられ少し落ち込む。
日曜日、普通の地球人の女の子みたいにして行こ、
******
おまけ
『ん?しのぶはダーリンに気があるんじゃないの?』
「終太郎にもあるっちゃ」
『えぇー!?そうなの?』
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ー作者ー
しのぶちゃんビッチみたいな噛ませ犬させてごめんね。
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作者名:たまき | 作成日時:2022年8月9日 10時