【うる星やつら】電光少女は花が好き (ページ12)

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はろー昔話ページ12

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「ご、ごほんっ Aさん地球で暮らしていく中で忘れてはいけないことが世の中には沢山あります。」

『うん！』

「ラムさんと諸星は夫婦なのでどこでも構わずイチャついて居ますよね？あれはまぁ…問題ありませんがラムさんが他の男性とイチャつくのは問題になります。不貞行為になるからですなのでAさんも家族以外の男性にくっついたりしてはいけません」

同年代の女性にするというよりは幼子にするように話す面堂。若干目は血走っているし心臓は忙しいし手も震えているが自分は諸星のような野獣とは違う。というプライドが今日も面堂の爽やかな笑顔を演出していた

『わかった。男性ではしゅーたろうだけってことだよね。わかったよ！』

「〜〜〜っっ」

落ち着く僕。

落ち着くんだ僕。

「(僕は面堂終太郎だぞあのいやらしい諸星とは違うんだ。ラムさんと諸星が基準になっているAさんにまず男女の正しい付き合い方についてきちんと理解してもらい僕という人間と秀でているところを知ってもらい新陸を深めいいムードの中で告白をだなっっっ)」

キラキラ光って見えるAの周りだけ………ん？
ん？？なんか本当にキラキラ光っていないか？とよく見るがやはりAの周りだけ明らかにキラキラ光る粒子があることに気がつく

「Aさんこの光はAさんから出ている光ですか？」

『うんそうだよ。これは私が出そうとしてるんじゃなくて、雪女のユキちゃんの周りがひんやりしているみたいな感じで勝手に出ちゃうやつなの。』

「そうでしたか。子供の頃に読んでいた絵本にでてきた妖精の粉みたいにとても美しいですね」

昔話の歳を取らない少年が妖精の粉を使って船を浮かせる話があったが、まるでその妖精や去年夜空に見えた天の川に浮かんでいた星のように光を反射してきらきら光る美しいものだった。

『？』

「図書室にあるので明日良かったらお見せしましょう。今日はもう遅いので部屋までお送りします」

そして勿論送り狼になるなんてことは無く。
紳士的に4つ隣の部屋へ送られたAはメイドに髪を整えられてから眠りについた

明日からの生活がとても楽しみだった。