03.逃亡 ページ4
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ナイスキャッチの横抱きからAがゆっくり下ろされ地面に靴をつけた時、隣で尻もちを着いていたらしいさっきの女性が起き上がりジェイクにからかわれていた。
「なにしてんだ?」
「大丈夫なんでもない。転んだだけ」
『(この人もキャッチしてあげたら良かったんじゃないの?)大丈夫?』
「えぇ平気。私はシェリー・バーキンアメリカ合衆国の「後にしろよ逃げるのが先だ。行くぞA」
ジェイクは背も高いし優しいしジョークだってピカイチだが紳士性が足りてない気がする。女性には優しくして、それにいい男は女性の話を最後まで聞かなきゃダメだ
『はーい にぃに。行こ?シェリー』
さっさと地下水路のような場所から地上へ向かうジェイクにふざけて返事を返せば隣のシェリーが面食らったような顔をしたが えぇ。Aの後ろに続いた
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ハシゴを昇って地上に戻ればそこからはA達と同じ傭兵とBSAAによる争いの真っ只中。ハンドガンに弾をしっかり込めて走り出した
「わんさかいやがるな」
『BSAAに撃たれないようにしないと、ねっ!』
1人では開けれない錆びれた扉をジェイクと蹴り壊し外へ出ると空中からヘリコプターによる狙撃に合うしBSAA隊員には狙われるしジュアヴォに変化した傭兵には襲われるし溜まったものでは無い
『あわわわわっ!!!!ヘリはズルい!ヘリはやばい!』
「撃ってきやがったぜクソッたれBSAAめ!はぐれんじゃねぇぞA!!」
「貴方達の仲間は皆ジュアヴォになっているんだから当然でしょ!?その格好じゃ狙われるわ!」
『ご忠告どうもっ!』
建物の隠れたりしながらヘリをやり過ごし安心できそうな場所へ進む。
「大丈夫か?!」
『っありがと』
ジュアヴォが自分にロケットランチャーを向けていることに気づくが既に遅く 激しい爆発音と爆風で壁に激突させられるが気づいたジェイクが戻って来て Aを掴んで立たせる
「後ろにひっついてこい」
『あいさー!』
そしてそのまま先へ進むと少し頑丈そうな建物を見つけたため先程同様ジェイクとAで蹴破り警戒しながら中へ避難した。
『さっきのやばかったよ。目の前でRPG出されたらさすがに死んじゃうかも』
「死なせねぇよ。まぁでもラッキーだったな」
撃ってきたジュアヴォが下手だったおかげで命拾いしたもの顔や身体にだいぶ汚れが着いてしまったと笑うAの頬を親指の腹で優しく拭うジェイクの目は酷く優しい
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作者名:たまき | 作成日時:2022年8月8日 14時