【バイオハザード6】双子の吐息 (ページ16)

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15.刺激ページ16

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一気に抜いた方がいいのかゆっくり抜いた方がいいのわからないが、とりあえず足のポーチから予備の包帯やガーゼを出して服を出来るだけ脱ぐ。
腹にその辺の雪をのせて少しでも痛みが麻痺する様に最後の悪あがきをしたら覚悟を決めて歯を食いしばり腹に刺さっている鉄を一気にひっこぬいた

何処に敵がいるかわからないし今襲われたらどうなるか分からないわけもない。明らかに人生で一番痛い瞬間だったがAは声を出さず歯を食いしばり声を耐えた

『(ジェイクと、シェリーを探さなきゃ…)』

痛みと寒さで震える指でなんとか腹にガーゼを押し付け包帯で強くまいた。

『頭かちわられて死ぬならまだしも出血多量はヤダなぁ』

何とか立ち上がり自分が先程まで転がっていた場所を見る見事に血だらけだった熊や野犬やなんか居なけりゃいいが。とりあえず酷く冷たい指先で銃を握り直しあるく

『こんなにヤバかったの、いつぶりだろうなぁ… 数時間前のBSAAにヘリで狙撃されたのもやばかったけどこれはマジでやばいよな私じゃ無かったら死んでるよねこれ』

Aは他者よりも圧倒的に傷の治りが速い
普通鉄の棒が腹にぶっ刺さって傷そのままにしてたら出血多量でどうにかなってしまうだろうが Aならそのままほっといても多分どうにかなる。

『まぁ襲われなくてじっとしてればだけど。
多分無理だよねぇぇ…… 服が黒でよかったじゃなきゃ絶対バレてた。あぁ、でもジェイクは誤魔化せるかな。鼻いいんだよねあの人…』

はぁとため息をついてポーチから取りだした痛み止めを多く口に放り込んでガリッと奥歯で噛み締めた

とりあえず2人度合流するにしてもやたらめったら歩けば会えるわけじゃないどうしたもんかと歩き始めた所でなんかUSBメモリーのようなものを見つけ手に取る。
一応持っておくか

もう正直声に出して喋る気力もなく、とりあえず奥の方に見える山小屋をめざして歩き始めた

馬鹿じゃなければジェイクも多分ここに来るはずだからなんか暗号でも残して先に進もう