素顔のままで

嫌な予感 ページ20

side_玲於


亜嵐が帰って、

結局亜嵐くん抜きの6人でパンケーキを食べにカフェに行く


『亜嵐どしたんだろね〜』

龍友「さっきまでノリノリやったのになぁ」


さっきの様子、明らかにおかしかった

何があったんだろう


俺が教室に3人を呼びに行った頃には
3人とも教室を出ようとしていて

『あ、玲於。まだ帰ってなかったの？』

玲於「あ、うん。みんなで甘いものでも食べに行かないかって龍友が」

『え、行く！！行くよね？』

乃々華「うん！行く！」

玲於「さっき亜嵐来なかった？」

『え？来てないよ？』


じゃあ教室に行くまでの間に何かあったってこと？


あるいは、


玲於「なあA」

みんなより少し後ろを歩いていた俺は
Aを呼びとめる


『ん？なに？』

玲於「さっき教室で何話してたの？」

『え、何よ急に』

玲於「いいから、何話してたの？」

『女の子の話聞き出さないのー。』

玲於「お前女じゃねえじゃん」

『ったく玲於までそんなこと言い出して、、教えませーん』


そう言ってみんなの元へ戻っていくA


俺の嫌な予感って大体当たるんだよなあ

嫌な予感、するんだよ


涼太が俺に気づいて隣に来る

涼太「どした？」


玲於「いや、」

涼太「亜嵐、どしたんだろね」

玲於「知らねー」


お願いだから

亜嵐がライバルになりませんように

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