テヒョンさんの横顔。

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TH『おっ、来た』





『おはようございます』





バイトの先輩のテヒョンさん。


とびきりの笑顔でこちらを見てくる。


きっといつもの言葉を言ってもうのを期待しているのだろう。




TH『あれ、今日は言わないんだ』





『気が沈んでるんで』





反抗期なの?としつこく聞いてくる。


いつもなら、かっこいいテヒョンさんも今は邪魔くさい。


世界に色がついていないように見える。





TH『もう、僕楽しみにしてたのに』





わざわざメールまで送ってくるもんだからね。





TH『バイトめんどくさ、客来ないし』





確かに、今日は平日。


コンビニに来る人なんていないだろう。


無駄な時間を過ごしている気がする。






TH『Aちゃん、何かあった？バイト遅れてくるし』





『何にもないです、今日はちょっと寝坊しちゃって』






平然と嘘をつく。


この性格をどうかしたいものだ。


テヒョンさんはコンビニのおでんを見ながら言った。






TH『Aちゃん、今日暇？』






何かのお誘い?






『いや、今日は時間が、、TH『話聞くからさ、ね。バイト終わったらどっか一緒に行こ』







私は言葉が出なくて、その場で頷いた。

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