1話 ページ2
…僕は悪魔だ……何故、寄りにもよってこんな時代に目が覚めてしまったのだろうか…
街人A)この街から出て行け!この悪魔!
街人B)いっその事くたばっちまえ!
言われなくてもこの街から出て行くつもりだ。
アキト)人間如きが僕に指図するな…(ボソッ)
僕はあれから、街から遠く離れた場所迄走った…身も心もボロボロだ…傷が痛む…これだから人間は嫌いなのだ…
〜その頃(メリオダス、パン)〜
メリ)良しバン!食料対決だ!!先に食えそうなもんを見つけた方が勝ちだ!!
バン)おう!いいぜぇ♪
〜アキトside〜
アキト)はぁ……はぁ……っ…
僕は一体何処まで走ったのだろうか…恐らくここは森だろうな…
クマ)ガオー
アキト)っ!?クマ…(大鎌を構え)
クマ)ガオー(襲いかかり)
アキト)うっ……
ダメだ…いつもの鎌が重く感じる……
バン)おっクマはっけーん♪
メリ)おい…もしかして…あそこに居るのって…女…?
こんな時に人間が来た…男二人か…
クマ)ガオー(飛び掛り)
アキト)!?(咄嗟に両腕で顔を守っては目を瞑り)
メリ/バン)てりゃぁぁ!/おらぁぁ!(クマに向かって飛び蹴りし)
クマ)…(チーン←)
バン)おい!大丈夫か?
アキトえ…?あ…うん……
今迄の人間より遥かに強い…一体コイツらは何者なんだ?
バン)つかお前ひでぇ怪我じゃねぇか!おい!団ちょコイツ連れてくからクマは頼んだぞ!(姫抱きしてその場から走り去り)
アキト)え…?
メリ)おい!バン!!ってもう居ねぇ…仕方ねぇなぁ(クマを担いで豚の帽子亭に戻り)
この男は何故僕を助けたのだ?
…僕は悪魔だと言うのに…何故だ?
これが僕とアイツの…出逢い…そして…僕の恋は此処から始まる…
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作者名:真珠 | 作成日時:2018年3月25日 23時