今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:31,667 hit
小｜中｜大
． ページ43
それから数日後。
お腹が空いてコンビニに行こうと、アパートの階段を降りた所で一台の車が出ていくのが見えた。
不思議に思いながらも、夜の薄暗さでよく見えなかったし、特に気にもしなかった。
でも、またその数日後。
ポストに宛先も何も書いていない茶色の封筒が入っていた。
中には兄がこの前、うちを出入りした時の写真が何枚か。
「なに、これ……」
不気味に思って捨てようとしたけど、なぜかダメな気がして…
無くさないよう写真を棚に入れようとした時、間から一枚の紙が落ちた。
" 嘘つき "
そう一言だけ書かれていた。
誰がこんなイタズラみたいなこと…
思い当たる人はいないけど、放っとくのは危険な気がする。
今度、お兄ちゃんに相談してみよう…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シャータナ | 作成日時：2020年11月12日 2時
