Takuya side. ページ7
次の日。
いつもより遅く起きて、
コーヒーでも飲もうとリビングに行くと
まだガキは寝ていた。
ぐっすりって言葉が合うほど、
ガキは気持ち良さそうに寝ていた。
無理矢理起こすのもどうかと思って、
朝食を作ることにした。
俺は普段は食わないけど、ガキはどうか知らない。
それに、昨日は料理でも何でもするとか言いながら、帰る場所もないのにできるかどうかもわからない。
相当疲れているんだろう。
寝顔もやっぱり、大人びていた。
昨日は、はっきり見てなかったけど、そこそこ綺麗な顔立ちをしている。
長い睫毛に、透き通った鼻、女らしく膨らんだ唇に、華奢な体。
世の中の女はこんな顔になりたいだろうけど、こいつは何が不満であんなに気が強いんだ。
恐れるものが無さそうで、一人で淡々と生きてる感じ。
俺とは、正反対の生き方。
俺は、ただガキのくせに凛々しく見えた。
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貧乏ゆすり桃太郎はんオブザファイナル果汁50%入り - めっちゃ、続き気になります(σ≧▽≦)σしかも、面白いし!!カンペキの小説ですヽ(´▽`)/ (2017年10月17日 20時) (レス) id: 0d7a07602e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャータナ | 作成日時:2017年10月11日 5時