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気づいたら家に帰ってきていて、ずぶ濡れだった服の上から拓弥の上着に包み込まれていた。








何とか意識が戻ってきてお風呂に入る。









なんだか、初めて拓弥の家に来た時を思い出す。









初めて来た時は無愛想で無口で。









死ぬまでにとりあえず住める所があればいいって思ってた。









でも、今日の拓弥は焦ってて。









咄嗟の判断のおかげで私の体も発熱せずに済んだ。









きっと、見せないだけ。









拓弥は私とは正反対の人なのかもしれない。









人を心配して、人に気を配る。









私には教わってこなかったこと。









どこかこの家は安心する。









もう、一週間も住んでるからかな?









ううん。









『…とりあえず、髪乾かしてやるから』









拓弥の何気ない温もりがそう感じさせてるんだ。









こんな気持ち初めて。









「……もう、寒くないよ」









……もう、寂しくないよ









充分、あったかいよ。

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貧乏ゆすり桃太郎はんオブザファイナル果汁50%入り - めっちゃ、続き気になります(σ≧▽≦)σしかも、面白いし!!カンペキの小説ですヽ(´▽`)/ (2017年10月17日 20時) (レス) id: 0d7a07602e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シャータナ | 作成日時:2017年10月11日 5時

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