天才美少年は和食料理人【DREAM!ing】【愛され】 (ページ8)

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7話ページ8

望月side

針宮｢代筆。すなわち影武者業などをしなければならないとは…本物になれない人々は、気苦労も多いのだろうな｣

新兎｢ねぇ、なんでそんな失礼なこと普通に言えんの…？｣

悠馬｢代筆は別に気苦労とか無いよ。すごく稼げるしね｣ｷﾗｯ

それに、怜二も凄いって言ってくれたから…/////

新兎｢え、そういうキャラ…？｣

怜二｢ははっ、やっぱり悠馬は面白い奴だな｣

また、笑ってる。わっぜか可愛い…/////

怜二といると今までに感じたことのない暖かい感情に包まれる。

会ったばかりで、こんなこと思うのはおかしいのかもしれないけど…

これからも怜二とずっと一緒に＿＿。

キーンコーンカーンコーン

新兎｢あっ、ヤバいチャイム鳴ってる！入学式始まっちゃうじゃん！｣

針宮｢初日から遅刻なんて、針宮家長子としてありえない所業だ｣

新兎｢偉そうに言ってないで走る！怜二たちも！｣

怜二｢行くぞっ、悠馬！祐二！｣ｸﾞｲｯ

望月･祐二｢｢！うん…！｣｣

怜二に手を引かれて＿＿＿…

俺は、いよいよ学園生活への大きな1歩を踏み出した。

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入学式会場の扉を開くと、そこには予想外の光景が広がっていた。

望月｢これって…｣

針宮｢ベッドだな｣

本当にここで入学式をするんじゃろか…？

祐二｢…兄ちゃん、一緒に寝よ♡｣

怜二｢とりあえず、始まるまで待ってろ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

祐二｢…/////うん｣

2人が仲良くしてると、胸がチクチクする。

兄弟で仲が良いのはいい事だと思う……。

でも……なんか嫌だ…。

？5｢…チッ｣
(誰だ、あの野郎…。近すぎんだよ。)

新兎｢ここの入学式、寝ながらやんの？｣
(祐二のやつ何言ってんの？！！でも、兄弟なら抵抗はないのかな…怜二も。)

新兎の問いは不機嫌そうにベッドに腰掛けている先客に向けられた。

？5｢……｣

新兎｢君も、やっぱ特進の新入生だったんだ｣

？5｢うるせーよ｣

新兎｢わーお、こわーい｣

怜二｢お前ら、入学して早々喧嘩するなよ～｣

新兎｢怜二が言うなら…｣

？5｢…/////｣ﾌﾟｲｯ
(なんだよコイツ…やっぱり可愛い…/////)

怜二｢？｣

？6｢おー、来たか。｣

部屋の奥からふらりと現れた人に、全員の視線が集中する。

もしかして…先生？