天才美少年は和食料理人【DREAM!ing】【愛され】 (ページ7)

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6話ページ7

新兎side

もう！兄弟でいちゃつかないでよね！！

祐二…何か気に食わない…。

これって、やっぱり怜二のことを特別に＿＿＿

怜二｢悪いな。君の名前は？｣

望月｢俺は、望月悠馬。やってること…は、特にない｣

新兎｢またまたー。ゆまぴってば、謙遜！｣

望月｢ゆまぴ……？｣

新兎｢あだ名で呼ぶのは、俺的に親愛の証なの｣

怜二｢！…ってことは、俺と祐二のことはそう思ってないってことか｣ｼｭﾝ

クソ祐二はそうだけど。

怜二は…

新兎｢違うよ！？なんて言うか……そ、そう！名前で呼ぶのは、特別ってこと！！｣

あだ名で呼ぶと…なんか、友達って感じじゃん…

俺は、怜二とそれ以上の関係に……って、何考えてんだよ俺ーー/////

怜二｢特別…？？｣

新兎｢と、とにかく怜二のことが大事ってこと！だから俺の事も名前で呼んでよ｣

怜二｢分かった。千里。｣

新兎｢ｶｧ/////｣

もう！怜二、イケメン！！

なんか、もう……大好き…♡/////

望月｢俺も怜二って呼んでもいいか…？｣

怜二｢もちろんだよ。悠馬。｣

望月｢あ、あいがと/////｣

新兎｢ゆまぴも、俺のこと好きに呼んでよ｣

望月｢…分かった。新兎って呼ぶ｣

新兎｢おーい、親愛の証は！？あだ名プリーズ！｣

もー、ゆまぴってば！！

怜二のことは名前で呼ぶのに、俺のことは……

って、もしかして…ゆまぴも怜二のこと好きになっちゃったとか言わない…よ、ね？

針宮｢( ﾟдﾟ)ﾊｯ! そ、そんなことよりも、無能な人間が東雲特進クラス入学などありえないはずだ｣

そんなこと！？

俺にとってこれは、ゆまぴと恋敵になるかどうかの一大事なんだけど！？

っていうか針宮、なんかハッとしてたけど、怜二の笑顔見てからずっと固まってたの？

気持ちは、よく分かるけど……

針宮｢望月君は、自己紹介の正当な責務を果たすべきでは？｣

新兎｢ちょっと気に食わないけど…言ってることは確かに｣

望月｢…どういう意味だ？｣

新兎｢ゆまぴ、なんか人と違うことしてるとかない？特技とか。受賞歴とか。｣

望月｢あぁ、それなら漫画の代筆をやってる。仕事だ。｣

怜二｢凄いじゃないか、悠馬｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

悠馬｢/////｣

あぁ、なんか嫌だ。

ゆまぴの頭を撫でる怜二も、顔を赤く染めてるゆまぴも……

2人に黒い感情を持つ自分が、一番嫌だ…。