天才美少年は和食料理人【DREAM!ing】【愛され】 (ページ6)

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5話ページ6

怜二side

？4｢使用人さんに…何か、用事があったの？｣

そう言えば、そんなこと言ってたな←

針宮｢ああ。校門前でのマスコミ対応時にもみくちゃにされたせいでハンカチをなくしてしまったらしくてな…｣

？4｢探してもらおうと思ったのか…？｣

針宮｢いや、至急プライベートジェットでスイスまで買い付けに行って欲しかったんだ｣

スイスまで行って帰ってくる時間待てるなら、急ってほどの用でも無いな。

それにしても、ハンカチか…。

何か忘れてる気がする…

新兎｢は！？ハンカチをわざわざスイスに！？｣

針宮｢俺が使用するハンカチは、オーガニックコットンでなければ駄目だからな｣

新兎｢ちょっと何言ってるか分からない…｣

高級そうなハンカチ………！！

それって、もしかして……

怜二｢もしかして、これのことか？｣

針宮｢！あぁ、そうだ…だが、何故君が…？｣

怜二｢さっき、落ちているのを見つけてな。誰かに踏まれて汚れる前に拾っておこうと思ったんだ…持ち主が見つかって良かったよ｣ﾆｺｯ

針宮｢ｶｧ/////｣

急に顔が赤くなったが…気分が悪いのか？

いや、でも、気分が悪くなると血の気が引くものなんじゃないか……？

まぁ、表情は悪くないし、大丈夫だろう。

怜二｢じゃあ、改めて自己紹介するか。俺は、A怜二。こっちは双子の弟の祐二。よろしくな！｣

祐二｢お前らと馴れ合う気はない…。だが、兄ちゃんに手ぇ出したヤツはタダじゃ置かねぇ｣

新兎｢おぉ、怖。｣

怜二｢祐二は口は悪いが、良い奴なんだ、仲良くしてやってくれると嬉しい｣

針宮｢もちろんだ。そう言えば、君たちは和食料理人だそうだね。｣

怜二｢まぁ、そんなものだ。｣

祐二｢兄ちゃんは、色んなコンクールで優勝してるんだぜ！！フランス料理やイタリア料理なんて比べ物になんねぇくらいすげぇんだ…！｣

弟にこんなに慕われているなんて…嬉しいな…

新兎｢そうなんだ！！凄いね、怜二！｣

怜二｢祐二の和食もすごく美味いんだ。祐二以上の和食料理人には出会ったことがないくらいだ｣ﾌﾌｯ

祐二｢兄ちゃん/////俺も、兄ちゃんの作る和食大好きだよー♡俺は兄ちゃんに喜んでもらいたくて、料理してるんだ｣ｴﾍﾍ

そんな風に思ってくれてるなんてな…

こんなに良い弟をもてて幸せだﾌﾌｯ

怜二｢そうか、嬉しいよ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

新兎｢2人の世界に入らないで！？｣