天才美少年は和食料理人【DREAM!ing】【愛され】 (ページ4)

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3話ページ4

祐二side

早速、兄ちゃんの天然タラシが発動してやがる…

兄ちゃんに撫でられるとか1億年早いんだよチッ

？3｢あぁ！！あそこにも1人はっけーん！｣

怜二｢本当だ｣

？3｢ねぇ、君も新入生？？｣

？4｢…｣

なんだコイツ……。

兄ちゃんのこと見てやがる…ウゼェ

？3｢やっぱそうだ。ジャケットのライン、お揃い。制服着慣れないって感じも一緒！｣

怜二｢確かに、初々しい感じがするな｣

？4(わっぜか綺麗な人だ…)

？3｢先に寮行ってたら遅くなっちゃってさ、仲間に会えて良かったよー！｣

桜に見とれてる兄ちゃんに見とれてたらそんなに時間が経ってたとは…←

？3｢だーれもいないから、ちょっと焦ってたんだけど…3人も同級生に会えるなんてラッキー♪｣

怜二｢偶然というより運命かもしれないな｣

こんなヤツらとの出会いが運命とか有り得ねぇ…

第一、兄ちゃんの運命の相手は俺だから♡

胡散くせぇヤツとモサ男なんか兄ちゃんの眼中にも無いだろうけどな！！

？3｢俺もそー思う！！｣(君との出会いは特にね…♪)

コイツ…

ぜってぇ兄ちゃんに惚れてやがる…。

？3｢俺、こういう出会いとか、大事にしたいタイプなんだよねー！だからさ、友達になろーよ！｣

？4｢え…友達？｣

？3｢てか、もう友達ってことでいいっしょ？こうして話してんだし！もちろん君たちもだよ！｣

？4(東京の人…わっぜか。でも、怖い人ばかりじゃなくて良かった)

？4｢あいがとな｣

？3｢え？愛？｣

？4(しまった、方言が…)

怜二｢ありがとうって意味だよ、鹿児島の方言で｣

？4｢え…どうして…？｣

怜二｢俺、鹿児島に3ヶ月くらい住んでたことあるからね～｣

あれは……住んでたっていうか旅行みたいなもんか？

帰ろうとしても、地元のヤツらが引き留めてきて…気付いたら3ヶ月も経ってやがったチッ

最初は1週間のつもりだったのにな……。

怜二｢それと、俺達のことも友達って思ってくれて嬉しいよ。ありがとな｣ﾆｺｯ

？4｢！！/////｣(わ、わっぜか可愛い…/////親切やし、綺麗やし…東京にはこんな人ばっかりなんじゃろか？)

チッまた1人オチやがったか…

俺の兄ちゃんは誰にも渡さねぇ