天才美少年は和食料理人【DREAM!ing】【愛され】 (ページ2)

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noside

アナウンサー(以下アナ)｢この東雲学園特進クラスから選出される首席生徒は、毎年大変な話題となりますよね～｣

アナ｢それもそのはず！首席卒業者は日本の未来を頼もしく背負ってくれる超重要人物！｣

アナ｢ですから国営情報機関、施設に事前手続きなしで出入り可能なのは序の口！｣

アナ｢さらに内閣メンバーとの面談や、世界有数の銀行より一兆円規模の融資を受けられたりもしちゃうんです！｣

アナ｢本日はですねー、将来そんな一流のアドバンテージを得る可能性がある特進クラス新入生たちの特別入学式の様子を取材しに来ました！｣

アナ｢それにしてもさすがですね～！学園生のファンと思しき女性や、男性までもが大量に彼らの登校を待ち構えて＿＿＿｣

アナ｢あーっと！！早速、輝く原石たちが姿を見せ始めたようです！｣

アナ｢リムジンです！警備隊に守られてリムジンが登場しました！｣

アナ｢おおっとー？！降りてきたあの人は、もしかして＿＿…！！｣

？1｢父上、行ってまいります｣

アナ｢やはりそうです！現内閣総理大臣、針宮さんのご子息です！｣

アナ｢凄い数の人が車に押し寄せておりますが、私も負けずにインタビューを決行します！｣

アナ｢総理！針宮総理ー！息子さんのご入学おめでとうございます！少しだけでもお話をお聞かせください！｣

？1｢マスコミの皆さん、申し訳ありません｣

？1｢父は本日、親として、僕の門出を祝いに来てくださっただけなんです｣

？1｢何か質問があれば、僭越ながら、僕が父の代わりにお答え致します｣

アナ｢な…なんというスマートな対応でしょうか！既に未来の日本を＿＿｣

ファン｢｢｢きゃーーーー！！怜二様ーーー！！｣｣｣

アナ｢おおっとー？！ファンからの黄色い声援！？先程までとは比べ物になりません！｣

？1｢なっ？！｣

？2｢チッどけや、モブ野郎共！！兄ちゃんが通れねぇだろ！？｣

怜二｢落ち着いてよ祐二。俺は大丈夫だから。お前が人の流れに巻き込まれて怪我でもしたら…そっちの方が俺は悲しいな｣

祐二｢兄ちゃん/////分かった。じゃあ、ちょっと手繋いでてもいい？｣

怜二｢ふふっ祐二は相変わらず甘えん坊だなぁ。いいぞ、転けるなよ？｣

祐二｢うん！｣

ファン｢｢｢怜二様！！素敵ですーー！！！｣｣｣

アナ｢な、なんとA兄弟のご登場だー！｣