私と愉快な仲間たち-ら運営【2】

・―レウ ページ34

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「おにーちゃん！これあげる！」



「おーありがとう。」


俺には5歳離れの妹がいた。


毎日毎日俺に見せてくれる笑顔。




俺はそれが大好きだった。



けどそんな幸せはある出来事で崩れてしまう。




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「事故...！？」



そう、事故に巻き込まれたのだ。





原因は後ろの車の飲酒運転。




俺は一度に母さんと妹を失った。





「な...ん、で...。俺がなにしたっていうんだよっ...」







そしてそこから地獄を見ることになる。







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「お前がいるからっ！！お前なんかいらねぇんだよ！！」






そこから父さんも変わってしまった。






毎日毎日暴力や暴言をくらった。






俺の心はもう、限界だった。









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「お前、なにか隠してるだろ？」





屋上で急にそう言われた時は驚いた。





「お前は関係ねぇよ。俺に構うな、よ！」







「心が助けてって言ってる。聞こえるんだよ。」






そう言われた時にはドキッとした。





こいつ、ほんとに聞こえるのか？と疑ってたぐらいだ。







「お前に何がわかる？なんも知らないくせに知ったかぶりしやがって、、、！」







「わかるよ。俺も同じだから。」









「...え？」








「俺はらっだぁ。俺と一緒に今の生活、変えようぜ。」







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