転入生は、いじわる野郎。2

ファミレス ページ8

Aside



A「…え？ここどこ？」

美結「Aー！！！！生きてたぁあ！」

亜嵐「ごめんね、1人で行かせて」

玲於「お前、帰り俺の上で寝てたよ」

A「うわぁ…ごめんなさい」

玲於「お前ほんとに馬鹿すぎ」

A「ごめんね、気をつけます」

玲於「また一緒に買い行こ」

そう言って私の頭くしゃってした
心臓がばくばくする

亜嵐「これからみんなでご飯行くけど、どうする？行けそう？」

玲於「こいつ、俺と帰るから。ごめん」

美結「ふざけんな佐野、私が約束してんの！」

玲於「じゃあ3人で行こ」

美結「しょうがないなぁ〜もう」

A「どこ行く？」

亜嵐「じゃあ、俺も便乗しよっかな！」

美結「あ、なに4人で行く？」

玲於「は！？」

A「クラスの方大丈夫なの？」

亜嵐「んーまぁ平気っしょ！」

玲於「はぁ…」

亜嵐くんとご飯食べるの、初めて
このメンバーも、初めて

亜嵐「じゃあ、行こ！」




結局、ファミレスで食べることになったの
お店ついて、席案内された

亜嵐くん、奥の席座って
玲於くんが隣座るかと思ったのに
玲於くん、もう片方の奥の席座ったの
私がどうしようかあたふたしてたら

玲於「A、こっちでしょ？」

そう言って、自慢気な笑顔私に見せるの
返事する前に、玲於くんに手引っ張られて
玲於くんの隣座った
でも、玲於くんの手は離れなかった


美結「なんで私白濱の隣なの」

亜嵐「いいじゃんね、美結ちゃん」

美結「チャラい！あんた嫌いだわ！」

玲於「白濱チャラんだもんね、亜嵐くん」

亜嵐「玲於、うるさい！」

美結「チャラんはぴったりすぎるわ！(笑)」

玲於くんに手、握られてる
なんか、離されたくなくて、離したくなくて
ぎゅって握り返したの

そしたら玲於くん、私の顔じぃって見てきて
耳元で話しかけてきた

玲於「Aは、俺の隣にいればいーの」

耳元で玲於くんの声がして
心臓がばっくばくだよ
横向いたら玲於くんの顔がすぐそばにあって

恥ずかしすぎて、下向いた
今絶対、顔赤いよ
お願い、このどきどき、止めて

玲於「A…かわいいね」

耳元で、そんなこと言わないで
私、落ち着け！


…また好きかもって思っちゃっうよ
玲於くん困らせなくないよ

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