転入生は、いじわる野郎。2 (ページ7)

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告白ページ7

玲於side

玲於「亜嵐くんと何話してたの」

A「なんか…いろいろ」

玲於「うわ何その言い方、何話してたの」

A「なんか…好きって言われた」

は？好きって告白じゃん
亜嵐くんセコっ！
え、付き合ってたりする？今

玲於「うわ…まじかよ…付き合うの？」

A「いや、付き合わないよ」

玲於「ふーん、そっか」

A「玲於くんは？」

玲於「何が？」

A「リサちゃんと、何話してたの？」

玲於「お前が陰で俺の愚痴言ってるって話」

A「私が！？言ってないよ、だって、す…」

まぁ分かってたけど。
てか、す…ってなに

A「…とりあえず私、言ってないもん」

玲於「そっか。ならいいけど」

A「あのさ…？」

玲於「ん？」

A「前、玲於くん恋愛感情について教えてくれたじゃん」

玲於「うん、言った」

A「玲於くんは、その…好きな人は、いるの？」

玲於「内緒」

A「けち…なんで教えてくれないの？」

玲於「俺の秘密、簡単に聞き出そうなんて甘いっすよ」

A「けちだもん、玲於くん」

玲於「もうイヤリング買わない」

A「自分で買うけど…一緒に行こう」

ああもうなんでそういうこと普通に言うんだよ
普通の男だったら勘違いするって
Aが勘違いじゃなくて、
ほんとに俺のこと好きならいいのに

そしたら俺、絶対幸せにするのに
こんな想いさせないのに

玲於「いいよ、一緒に行こ」

A「…」

待って、こいつ寝た！？
この一瞬で寝んのかよ、強すぎ

玲於「ねーA」

玲於「起きて」

全然起きねえじゃん

玲於「お前…無防備すぎんだよ」

ダメダメ俺、何も考えんな
俺の背中でAが寝てるって考えたら
まじでやべえ

我慢我慢