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玲於side



A「おじゃまします」

玲於「はいどーぞ」

ここ俺の部屋ね、ってA部屋に入れた

A「玲於くんの部屋、綺麗」

玲於「俺、心も綺麗だかんね」

A「嘘だ、いじわる野郎なのに」

玲於「いじわる野郎?」

A「うん、転入生のくせに、いじわる」

玲於「何それ、転入生はいじわるしちゃダメなんてルールねーじゃん」

A「ううん、最初からあんないじわる言ってくる転入生なんか玲於くんくらいしかいないもん」

玲於「初いじわる転入生ね」

A「うん、はじめて」

はじめてって、恥ずかしそうに笑ったAが
かわいくて、まじで我慢できねーよ

そのまま、Aの手首掴んで床に押し付けて
押し倒した

A「玲於くん…?」

玲於「ねぇ」

A「ん?どうしたの?」

こんなときも、何も分かってないみたいな顔して
俺のこと見上げてくるAに、キスを落とす

A「ん…」

ちゅって音をたてて唇を離した
Aの声とか目とか表情とか全部が
俺を誘ってるようにしか思えない

我慢できなくなって、もう1回キスしたら
それに応えるようにAの声が漏れる

今度は、長い長いキス

A「っ玲於…くん」

玲於「黙って」

ただただ、キスだけしてた
もう我慢できない
このまま、俺のものになれよ

玲於「Aの初めて、俺に全部ちょーだい」

A「…?」

あーもう、そのなんもわかんないみたいな顔
俺を止まんなくさせる

玲於「ベッド行こ」

A「ま、待って…それって…」

玲於「ん?」

待って、やっと理解した?
これからしようとしてること、分かるよね?

玲於「お前の全部、ちょうだい?」

A「え…えっと…その…」

真っ赤な顔して、俺の顔見ないでこくって頷いた
それ、いいってことでしょ?
俺、まじで止まんないよ?

玲於「大事にするから」

A「玲於くん…」

玲於「ん?」

A「私、玲於くんはいじわる野郎だけど、大好きだよ」

真っ赤な顔のまま、そう言った
あぁ、もう止まんない

最初はただの隣の席のやつだったのに
もう今はそんなふうに見れない
全部が全部始めてみたいなAの真っ白さとか
すぐ赤くなるとことか
俺があげたもの超大切にしてさ
勝手に1人でどっか行っちゃったり
実行委員押し付けられても頑張っちゃうとことか

すぐ、俺の理性崩壊させるとこも
全部好き
Aを取り囲む全部がたまらなく好き



今日からAの初めても全部、
いじわる野郎の俺のものだよ

fin.

作者です→←俺のものに



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あやれお - 付き合ったあとのお話もっと見たいです!! (2018年9月24日 22時) (レス) id: 6e5bc93358 (このIDを非表示/違反報告)
典シ於(プロフ) - 心音さん» 夜遅いのに見て下さってありがとうございます!コメント超励みになってました!笑 (2018年9月18日 0時) (レス) id: 83a66d3537 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - すごい良い話でした! めっちゃ好きでしたこのお話!!(^ω^) (2018年9月18日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
典シ於(プロフ) - 心音さん» ありがとうございます(^^) (2018年9月17日 23時) (レス) id: 83a66d3537 (このIDを非表示/違反報告)
典シ於(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます! (2018年9月17日 23時) (レス) id: 83a66d3537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のりしお | 作成日時:2018年9月8日 21時

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