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しあわせ ページ24

Aside



A「文化祭?」

美結「そうそう、今日いろいろ決めるらしいよ」

朝学校きて私の席でおしゃべりしてる美結ちゃん。

美結「で、佐野くんとまわっちゃうわけ〜?」

…そっか、私玲於くんと付き合えたんだ
実感湧かなくて、思い出すたび浮かれちゃうよ

玲於「うわ、にやけてるし」

A「わ、玲於くん」

気づいたら玲於くんがいて、
私のほっぺつついてきた

玲於「…俺とまわる?」

A「えっいいの?」

玲於「しゃーなしね」

A「ほんと?嬉しい…」

美結「よかったな相棒」

A「うん…幸せ」

玲於「うん、にやけてるよ」

A「うそ!」

必死でほっぺ抑える
私そんなにやけてる?

亜嵐「Aちゃん、ほっぺゆるゆる」

A「あ…亜嵐くん、おはよう」

私たちがおしゃべりに夢中になってたら
亜嵐くんが隣座ってた
前までは、隣玲於くんだったなぁ
なんて、思い出したりしてた

亜嵐「なに、文化祭?2人でまわるの?」

玲於「そうそう、2人で」

亜嵐「俺、さみしいなぁ」

え、亜嵐くんもしかしてまわる人いない?
友達いっぱいいるように見えるけど…
でも、1人だったらかわいそうだよ

A「亜嵐くん、一緒にまわ…」

玲於「ばか、だめでしょ」

亜嵐「え〜だめ?」

玲於「こいつは、俺と2人でまわんの。俺ら2人で約束しちゃってるから」

亜嵐「玲於けち〜」

玲於「亜嵐くん他の女の子あたってよ」

亜嵐「Aちゃんがいいの〜」

玲於「馬鹿なの?こいつ俺の彼女のだから」

…玲於くん、恥ずかしいよ
恥ずかしいのに、なんだかちょっとだけ嬉しい

亜嵐「玲於独占欲強すぎ!(笑)」

玲於「でもこいつ喜んでるから、ね?」

そう言って私のこと、自慢げな顔で覗き込んできた

A「えっと、…うん」

わぁ…顔あつい!!
自分で言ってすごい恥ずかしいよ

玲於「うわ、その顔やばいわ」

そう言って自分の席戻っちゃって
そのまま机に突っ伏してた

私、玲於くんのものなんだなぁ
それがなんだか嬉しくて
しあわせな気持ちになるの

嫌がらせ?→←ぞっこん



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あやれお - 付き合ったあとのお話もっと見たいです!! (2018年9月24日 22時) (レス) id: 6e5bc93358 (このIDを非表示/違反報告)
典シ於(プロフ) - 心音さん» 夜遅いのに見て下さってありがとうございます!コメント超励みになってました!笑 (2018年9月18日 0時) (レス) id: 83a66d3537 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - すごい良い話でした! めっちゃ好きでしたこのお話!!(^ω^) (2018年9月18日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
典シ於(プロフ) - 心音さん» ありがとうございます(^^) (2018年9月17日 23時) (レス) id: 83a66d3537 (このIDを非表示/違反報告)
典シ於(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます! (2018年9月17日 23時) (レス) id: 83a66d3537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のりしお | 作成日時:2018年9月8日 21時

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