転入生は、いじわる野郎。2 (ページ12)

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それは、いやページ12

Aside

A「みみみみみみ美結ちゃん！どうしよう」

静かにしていられなくて、
思わず美結ちゃんに電話かけちゃった

美結「どどどどどどどうした！A」

A「れ、玲於くんに…」

美結「なに！？」

A「玲於くんに、キスされちゃった…2回も」

美結「まじかよ！！佐野くんブレーキ効かなすぎ」

A「しかも、ぎゅってしてくれたの」

美結「激アツすぎ！やっばぁ、佐野くん…」

A「私、まだ体あついもん」

美結「で、A、佐野くんのことどう思う？」

A「私、玲於くんのこと好き…かも」

美結「何その言い方！」

A「だって、玲於くん困らせなくないから…好きなの、やめたいの」

美結「いや意味不明なんだけど」

A「私なんかに好きになられても、迷惑だよ」

美結「佐野くんに聞いてみればいいじゃん」

A「私が好きになったら、迷惑？って？」

美結「そーそー！」

A「そんなの、告白と同じだよ…」

美結「もー、奥手だなぁ！」

だって、しょうがないよ
玲於くんに、キスなんて誰にでもするから。とか
好きとか迷惑だから。勘違いすんな。とか
言われたら、私人生終えるもん

でも、息が苦しくなるくらい、好き

A「はぁ…会いたいなぁ」

美結「乙女かよ」

A「そんなんじゃないよ」

美結「まぁとっとと告っとけよ、一条っちに取られちゃわないように！」

その後もなんてことない会話して、寝よって言って
電話切った

リサちゃん、かわいいし
もしかしから、玲於くんリサちゃんのこと好きだったりしちゃうのかな

それは、嫌だなぁ…
なんて、性格悪いこと考えてた