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★立ち聞き-２- ページ15
｢あら、まだ居たの？｣と言う声に驚いて、｢キャッ。｣と声が出そうになった。
振り向くとユジンが立っていた。
｢そこで何してるの？｣と言う声で部屋の扉が開いた。
私は平静を装って、｢おじ様、今日はありがとうございました。これで失礼します。｣と言い、玄関に向かった。
３人は、私を追うように玄関に来た。
おじさんとマネージャーは顔を見合わせていたが、知らない振りをして靴を履き、一礼してから家を出た。
門の扉を閉めると不安が押し寄せ早足で歩きそして走った。
一刻も早く、この場から立ち去りたい。
大通りに出るとタクシーを拾った。
早く安心できる場所に帰りたいと思った。
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作者名：ayu | 作成日時：2015年1月29日 0時
