復讐と恋とヨングク９ (ページ28)

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★手がかり-３- ページ28

スアside

気がつくと病院のベッドで寝ていて、手には点滴の針が刺さっていた。

窓から眩しいくらいの光がさしこんでいた。

昨日のことを思い出した。

テレビ局の休憩室で、ユジンご一行様に会った。

私がB.A.Pのマネージャーになったことが気に入らないようで、顔を合わすと何かと絡んで来る。

昨日もヨングクが好きなんじゃないか？と勝手な妄想で絡んで来たので、｢私には交際してる人がいます！｣ときっぱり言った。

相手の名前を聞くまで納得できないと言うので、｢それはあなたのマネージャーのハン・ユンソクさんです。｣と答えた。

｢私のマネージャー？はあ！？呆れたわ。あなた、堂々と不倫宣言？｣

｢何それ？｣

｢だって、おじさんは結婚してるもの。｣

｢そんな訳ないわ！｣大声で叫んでいた。

｢馬鹿じゃないの？おじさんがあんたに本気になるとでも？おめでたい人ね。｣

｢あはははは…。｣

私の頭の中でユジンの笑い声がいつまでも響いた。