29話 ページ29
ドンドン
うぅうるさい。
「A！！大丈夫？
お母さんよ！！」
恥ずかしいから止めてくれ。
「何々。どうしたの？」
「A！！
大丈夫そうね！！」
「うん。」
「今から、由紀ちゃん呼ぶから！！」
「あ、完治する個性の人か。」
「よく、覚えてたね。10年前位の時なのに。」
「わりと記憶力は良いんだよ」
えー、意外！！！
と言うお母さんは真顔で答えてた。
なんか、怖い。
「ねぇ、A」
「ん、何？」
「もしさ、由紀ちゃんが来たときに多分怒るかもしれないの。」
「な、何で！？」
「あの人、Aの今の顔を見るときっと、こうさせた人を怒るかもしれない。女の顔を汚すんなんて、最低って。」
「なるほど。」
優しいんだ。
ガラガラ
「Aちゃん！！大丈夫！？」
大丈夫じゃないなんて言えない。
「大丈夫か、分かりません。」
「そっかー、大きくなって！！まぁ、美人なこと！！」
照れるなぁ。お世辞なのに。
「私の個性は、自分にしか使えないの。
でも、Aちゃんは、個性がコピーだから、完治できるよ！それにしても、こんな事をするなんて…酷い。あぁ、またイラついてきちゃったよ。」
怖いのかな。
これ、改善しよう！
私は、抱き締めて首にキスをした。
すると、光？見たいのが、頭から足まで包み込まれた。
「凄ぃ。治った。」
「それが、私の個性よ。」
「へぇ、由紀ちゃん凄いわねぇ！！」
お母さんが久しぶりに話した。
「いえいえ、全然凄い個性じゃないですよ。自分にしか使えない個性だもん。」
寂しさが伝わる。
何があったんだろう？
でも、追求するのは、止めよう！
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薔薇の女王 - すごく面白いです。次の話も早く読みたくってウズウズしています。更新、頑張ってください！ (2018年7月8日 22時) (
レス) id: b88f458e4e (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 僕のヒーローアカデミアムになっているのでアカデミアに直した方いいですよ！あとベストジーニストさん大好きです (2017年7月16日 18時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：15itigo | 作成日時：2017年5月21日 19時
