異能力Fischer's 4【FOUR】

その頃マサイは ページ35

マサイside

ずっと手に握っている宝石を見ながらボスの部屋に来た

ボ「ｸｸｸ…

久しぶりだねぇ」

ｲﾗｧ

「…おい。電気はどういう事だ」


ボ「お前が抜け出さないように念の為…な？」


「な？じゃねぇっての!!!」

俺は大きな声を出して言った

ボ「うるせぇな…

実験体のくせによ!!!」

……え？

「実…験…体？」

ボ「？…ﾆﾔｧ…そうかぁ…知らなかったのか

お前は俺達の新しい実験を試してもらうモルモットだ」

「はっ…？

ふざけんな!!!

急に実験体だの言われてそれを受け入れられるか!!!」

ふざけんな…俺は絶対に…!!!

ボ「お前の今の立場を考えてみろ



もう逃げられないんだよ」

ﾋﾞｸｯ

…体が動かない…!!!

ｽﾀ…ｽﾀ…ｽﾀ

ボスが近づいてくる

「っ…!!!」

そして俺の顔を覗くように見てこう言った

ボ「俺の言う通り動けばいいんだよぉ…？

モルモット…くん♪」

ｿﾞｸｯｯ!!!

体中に寒気が襲ったのと同時に

だんだん意識が薄れてきた





「……な……に……を……」






ﾊﾞﾀﾝ…


そこで俺の意識は途切れた




ボ「ｸｸｸ…




さぁ、実験を始めようか」

ーーーーー
No side

ボ「おい。こいつを実験室へ連れてけ







渋ジャパ」

渋「はーい」

ﾋｮｲｯ

渋「軽っ…

ボス、こんな軽いの実験に使えるんですか？」

ボ「あぁ…ｸｸｸ…

いいモルモットだ…」

渋「ふ〜ん

じゃ、連れてきますわ

お〜い ないとー」

な「はぁい？」

渋「鍵、持っててくんない？

マサイ持っててあれだから」

な「えぇー

Fischer'sに会ったらどうするのさ」

ボ「また逃げてこい

体力が無くなったら大変だぁ…ｸｸｸ」

渋「はーい。」

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾟﾀﾝ…









マ「皆…………









ﾊﾞｲ………ﾊﾞｲ………(ﾎﾞｿｯ)」

モトキ…→←連携技！？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す