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特異点[刀剣乱舞] ページ8
「私の事を殺して欲しい」
そう、大好きな主が言った
時が止まった様に感じて、耳を疑った
どうにか声を絞り出し、掠れた声で“何故だ”と訊ねる
主が優しげに笑って、そして言う
「私が歴史改変された事で生まれた、“特異点”だから」
頭が真っ白になった
歴史を元に戻すのが、俺達の使命。
でも、歴史を戻したら……主が死んでしまう?
何故、どうして……
主が、死なないといけない?
嫌だ……殺したく、ない。
静かに涙が、頬を伝った。
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作者名:杏 萌葱 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年11月27日 22時