cnym ページ9
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太陽の光が部屋を照らす頃、目が覚めると隣で眠る恋人が視界に入った。
すぐ動く気にはならないし、観察してみる。
まつ毛多いなあ、かわいいなあ、ほっぺ柔らか、
……キス、したいな。
いつもは自分からできないけど、寝てるし。
そう思い、顔を近付ける。
「なにしてんの」
「っわあ、!」
「…朝からうるさいよ」
「ご、ごめん、」
「いいよ。おはよ」
あと数センチのところでまん丸の瞳が開いて心臓が一瞬止まった気がする。
でも、おはよってふにゃふにゃした顔で言うちぃは可愛くて、なんかもう、心臓に悪い。
「…ちぃと一緒にいると寿命縮む」
「なんで僕のせいなの」
「……ど、きどきする、……」
伝えた途端、ちぃが少しずつ近寄ってくる。
小さいのに逞しい腕が腰にまわって逃げられない。
てか!まだ、服着てないし!足を割って膝が入ってくるし、顔も近付いてくるし、
「っ…ちぃ、」
「ふふ、僕に振り回されてる涼介、ちょーかわいいね」
「んな…!」
「一生、振り回してあげる」
「えっ…」
「りょうすけ、」
「んっ……んぅ、…ちぃ、…んん」
昨夜もしたばかりだというのにまた始めようとしている体力バカのちぃ。
でも、一生一緒にいてくれるなら、付き合ってあげてもいいよ?
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作者名:レン | 作者ホームページ:https://twitter.com/_15957
作成日時:2021年11月15日 21時