初めまして、お義兄ちゃん【stpr】

20日 ページ24

ななもりside

俺は、歌の相談や色んなことの日程などを話しにるぅとくんの家に来ていた

でも、Aがすとぷりすなーと知ってからはAとはあんまり話せずにいた

Aがバラしてしまうかもしれない

悪気はなくても口を滑らせてしまうかもしれない

Aのことを信じてないわけではないけども

この仕事をしてる以上、メンバーにまで迷惑をかけてしまう

るぅとくんもあまり話せていないらしい

そんな時

『……もぉ!!!!』

Aの声が聞こえた

る「Aっ！」

るぅとくんはその声を聞いた瞬間駆けつけた

る「A…？」
な「大丈夫？」

Aはすごく苦しそうな顔をしていた

『うるさいｯ！！』

その言葉を聞いた瞬間、俺達はびっくりした

はじめて

泣いた姿を見たから

そして悲しかった

そんなになる前に俺たちに相談してくれなかったことを

でも

俺達が相談させなかったんだ

Aがリスナーさんというだけで

勝手に避けて

信じないで

ごめんね、A

謝らなきゃ

そう思い俺は追いかけた


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でも、止められた

るぅとくんに

る「ダメ…です」

な「なんで！？Aはあんな状態なんだよ！？早く謝らなきゃ」

る「そんなんじゃダメなんです！なんでAがあんなことになったのかちゃんと僕らはわかってない！！避けられただけでAはあんなことになりません!!
まずはAのことを知らないと…なんも知らないんです僕達は。そんなのダメです」

…そんなに

そんなにAのことを考えてたんだ


ただのシスコンお兄ちゃんじゃなかったんだね


な「分かった…でもどうするの？」

る「聞きに行くんです」

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る「Aのお父さん…。いや、僕達のお父さんに」

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