HUNTER×HUNTER【キルア夢】 (ページ2)

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キルアの家出ページ2

「はぁー!?キルアが家出ぇー!?」
此処は蜘蛛…つまり幻影旅団のアジトで携帯を片手に少女が叫ぶ。
「イルミ兄さん!!どーゆーことよ！……え？分らない？あぁぁああ!!!!!もう!!!!!」

「またく…うるさいネ…」
「イルミってゾルディックか…」
「一体どうしたんだろうね？」
上から
フェイタン
シャルナーク
パクノダ
A馬鹿トリオだ。
「え…??ハンター試験…??うん、うん、分かった…イルミ兄さんも行くのね…うん。…情報はうちで仕入れるわ…うん。また連絡する…」ピッ……
Aは携帯を切りシャルナークの方へ振り向き言った、
「シャルナーク！ハンター試験会場…調べて！」
「え？」
いきなり言われたシャルナークは戸惑いの声を漏らした
「今すぐ、お願いね」
だが、シャルナークに拒否権は…
「…はい…󾭜」
無かった。

カチカチ…カチカチ…
部屋にパソコンのキーを打つ音が響く
「…あった！Aここだよ！この定食屋!!」
シャルナークはパソコンの画面を指さしながら言った。
「は？定食屋??…んー、ま、いーや。分かったそれで？合言葉は？」
「えっと…あった！合言葉は(ステーキ定食弱火でじっくり)だってさ。」
「ステーキ定食屋弱火でじっくり…ね…おっけい！分かった！じゃ、行ってくるね！あ、団長に言っててくれる？シャルナーク♡」
「げ、お、俺がぁぁー？団長、Aのことになると…ってあれ？Aは？」シャルナークが不満を漏らしている間にAはアジトから立ち去っていた。
「もう出ていたネ」
「えええぇぇぇぇぇ!!!???」

「お、叫んでる叫んでる」
Aはその頃シャルナークの叫び声を背に定食屋へと急いでいた。
「それにしてもキルア…絶対殴ってやるんだから!!!」