麗らかな人でも呪術師になれる【僕のヒーローアカデミア】【呪術廻戦】 (ページ10)

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八話ページ10

「三重ってあの三重県？三に重いで三重県？」

「だからたまに会話で関西弁的なの混じってたのね！」

『そうだよ！』

「三重って関西だよな？呪術高専は京都にもあるぞ？」

あ、そう言うことか。

『えっと、私双子の姉ちゃんが居るんよ。姉ちゃんも東京の高校行くから

私も着いて行った感じ。』

「「「マジ？！」」」

「それで遥々東京に来たのか～。」

「五条先生も知らなかったの？！」

「聞くの忘れてた☆」

そう言えば五条先生に言うの忘れてたな...

「じゃあさじゃあさ！麗日って何で呪術師なったの？」

『あー、実をいうと...』

「「「お金...？！」」」

「お金が欲しいから呪術師に？！」

『究極的に言えば...』

何か恥ずかしくなって頭をわしゃわしゃ掻いた。

『何かごめんね不純で...！皆は凄い動機かもしれんのに、私恥ずかしい...』

特に悠仁君とか凄い良い人だからまた物凄い動機かもなぁ～...

「大丈夫よ、A。」

『？』

野薔薇ちゃんが私の肩に手を置いた。

「私はクソ田舎から出たくてここ来たし。

それに高校生なのにマネーが貰えるとか私にとっては一石二鳥だったのよ。」

だから私は呪術師になった！と自慢気に言った。

私は胸を張って言う野薔薇ちゃんを単純に格好良いと思ってしまった。

自分の命を懸けてまで上京するという事に。

『そうなんや！野薔薇ちゃん格好良い！』

「私が私である為だもの！」

格好良！！

『やっぱ私野薔薇ちゃん好きやわ。』

「私も好きよ、A！」

二人でワーキャー言いながらハグしあった。

「もしかして麗日も地元が嫌で上京した感じ？」

悠仁君が尋ねてきた。

『私はちょっと違うかなぁ。』

実際地元好きやし...←野薔薇のクソ田舎発言で言えない

『ウチ、建設会社やってるんやけど...全っ然仕事無くって

スカンピンなんよ。』

こう言うのあんま人に言わん方が良かったかな...？

「建設？」

「なら麗日が引き継げば良かったじゃん？」

そうだよね？！私も思った！

『でしょ？！それ昔父に姉ちゃんと言ったんだよ！でも...』

__________ウチに就職する...？

__________うん！！大きくなったらAと一緒に父ちゃんと母ちゃんの

お手伝いする！

__________ひきつぐ！

__________...気持ちは嬉しいけど、親としてはお茶子とAが

夢叶えてくれる方が何倍も嬉しいわ。

__________したら二人にハワイ連れてって貰えるしなー！