第１２話 ページ13
私はダッシュで学校に入ると、靴箱に立った。すると横に綾瀬君が立った。
やっぱり私のこと付けてたんだ。
気分が悪くなってすぐにシューズを履くと、その場を離れようと方向を変えた。と、
千冬「お、A早いな」
千冬が隣に立った。救世主。でも、右頬に怪我を負っていた。そして眼帯。
『千冬、おはよう！どうしたの、その怪我』
千冬「喧嘩したんだよ…なぁ、今日学校サボラねぇ？」
『え！？…でも…』
千冬「息抜きだ、お前の欠席届はとっくに出してある」
私は、ずっと後ろにいる綾瀬君に戸惑いながらも、千冬の手をとった。今学校にいたら、危険だ。
『じゃあ、そうしよっかな』
綾瀬「……チッ」
ーーー公園ーーー
千冬「…落ち着いたか？」
『え？』
公園のベンチに座っていると、そう聞かれた。どういう意味だろ？
千冬「マイキー君から聞いた…お前ストーカーにあってんだろ？」
『っ、…大丈夫だよ』
私がそう言った途端、千冬の目が変わった。
千冬「っざけんな!!俺がどれだけ」
『心配しないで…私は!!』
千冬「心配じゃねぇよ!!お前に怒ってんだよ!!」
普段優しい千冬が自分に怒っていると分かりびっくりする。千冬の顔は確かに怒っていた。
『お、怒ってるって……な、なんで…』
千冬「っ、馬鹿…お前が！…ひとりで抱え込むからだよ……分かれよ…馬鹿…」
『(馬鹿って二回言われた)ごめん……千冬』
その日、私達はふたつの約束をした。
続く (更新停止中)
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rina - 私も面白いと思った。更新してほしい! (2022年12月11日 15時) (
レス) @page13 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 僕も面白いと思いました！更新待ってます！頑張ってくださいね〜！ (2022年9月27日 21時) (レス) @page13 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年9月4日 8時) (レス) @page13 id: 51e47c3894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA | 作成日時：2022年8月1日 8時
