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episode.19 ページ21
Aside
高専時代は私にはかけがえのない時間で。
何があっても守りたいものだった。
非力な私は守れなかったけれど。
それでも今いる同期や後輩は守ろうって、そう決心したばかりだったのに。
だから、やっぱり健人の所に戻って謝って一緒に戦おうと思って戻ってきたのに。
もうそこに、私や悟に憎まれ口を叩く後輩の上半身は無くて。
『……っ!』
どうして、私はいつも遅いのだろう。
私は近くに落ちていた健人のナタを持ち、歩き出した。
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作者名:ばなな。 | 作成日時:2023年9月8日 22時