未来から私達の子供がきたらしい【狗巻棘】

episode.13 ページ14

Aside





『まぁ……というわけでこの子は私達の未来の子供で恵くん達にお買い物を手伝って貰って、今帰ってきたところ……です。』





「しゃけ！」





「いやいや、意味分からん。」





「しゃけ、じゃねーよ！」





今は高専に帰ってきて、真希達に説明を終えたところ。





『えーっと……ほらご挨拶してごらん？』





そして琴音ちゃんに挨拶を催促すると、琴音ちゃんからは驚きの言葉が帰ってきた。





「真希お姉ちゃん！」





『えっ？』





「ツナマヨ(真希を知ってるの)！？」





「え？だって、真希お姉ちゃんはお母さんとお父さんのお友達でしょ？」


「少し皆姿が変わってるけどけど、そこのつんつんは恵お兄さん！」





「つんつん……」





「そこの綺麗な茶髪のお姉さんは野薔薇お姉ちゃん！」





「さすが、A先輩の娘ね……この私の魅力に気付いているなんて……」





「パンダくんは、パンダくん！！」





「俺だけ、お兄ちゃん着いてないのは未来の棘の仕業か？」





「あとね、憂太お兄ちゃんも知ってるし、悟くんも知ってるよ！」


「お母さん達、私の事忘れちゃったの……？」





『うわ、可愛すぎる。(忘れるわけないじゃない。)』





「ツナ(可愛い)……(高菜、明太子(もちろん、覚えてるよ))」





「お前ら、親バカか？逆になってんぞ。」

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