転生したらまた呪術師だった件【呪術廻戦】 (ページ25)

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episode.24 ページ25

Aside

私は精製した呪符を使い相手を一気に爆破した。

『棘たち、立てる？』

「しゃけ」

「大丈夫だ。」

良かった、2人共立てるみたいだ。

『じゃあ、先に帰ってて。外に補助監督が待ってる。』

「お前はどうするんだ？」

『少し用事があるからね。先に帰ってて〜。』

私が言うと、2人は納得してないような顔をしたが先に帰っていった。

2人が帰ったタイミングで、私は口を開く。

『いるんでしょ、傑。』

この部屋には入った瞬間に、傑の呪力を感じた。

多分だけど、さっき祓った呪霊は多分傑の物だ。

「やはり、気付かれるか、君には。」

『気付かない訳がないでしょう？』

罪を背負ってまで、守ってくれた傑を気付かない訳が無い。

『何しに来たの。』

「いやぁ、ただの品定めさ。君がいるとは思わなかったけど。」

品定め、か。

「じゃあね、また会おう。」

『待ってよ。私も連れて行ってよ。私なら傑の力になれる。』

高専側には悟と硝子がいる。

傑を同期の中で1人にはしたくない。

「…………君は私の世界に必要ない。」

そう言って、傑は立ち去ってしまった。

必要ない、か。

そっか。

『私、振られちゃった。』