episode.18 ページ19
Aside
「午後の呪術実習は2-3のペアでやるよ。」
呪術実習か、なつかし。
「棘、パンダ、A、ペア!」
「頑張ろう。」
『うん。』
顔を見合せて頷く。
「真希、憂太ペア。」
「げっ!」
真希、げって言った、ウケる笑
そして、呪術実習に行くために廊下を歩いていると真希が憂太に話しかけた。
「オマエ、虐められてただろ。」
あ、憂太固まった。
「図星か、分かるわぁ私でも虐める。
呪いのせいか?善人ですっていうセルフプロデュースが顔に出てるぞ、気持ちわりぃ。
なんで、守られてるくせに被害者ヅラしてんだよ。
ずっと、受け身で生きてきたんだろ。
なんの目的もなくやってるほど呪術高専は甘くねぇぞ。」
そこでパンダが止めに入る。
「真希、それくらいにしろ。」
「おかか!」
「わーったよ、うるせぇな。」
"ずっと受け身で生きてきたんだろ"
"なんの目的もなくやってるほど呪術高専は甘くねぇぞ"
真希の言葉が私の心に刺さる。
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作者名:ばなな。 | 作成日時:2023年8月19日 20時