58話 葵サイド ページ10
私は隠世ならではの
調理器具や
台所事情に感心する
思っていた以上に
独自の技術が確立されてるようだ
さあ、調理に取りかかろうと手を洗おうとして
私はハッとする
葵「銀次さん、ここに前掛けってある?」
銀次「ええ
以前従業員が使っていたものなら洗濯して
置いてありますよ
なんなら従業員の着物もありますけれど」
『前掛けとはなんじゃ?』
葵「エプロンみたいなものよ
銀次さん、貸してもらえたりするかしら」
言い終わってハッとする
Aさんってカタカナわかるかしら
『なるほど!』
どうやらちゃんと理解してもらえたみたい
銀次「ええ、もちろんです
どうせもう処分しようとしていたもの
ですから」
少年姿の銀次さんは
ぴょんとカウンターから降りて
とてとてと奥の部屋へ行ってしまった
しばらくして「葵さんこちらへ」と私を呼ぶ
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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月16日 17時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 涙さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年8月3日 12時) (レス) id: 5a05c89ed5 (このIDを非表示/違反報告)
涙 - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月3日 12時) (レス) id: 4431071b5c (このIDを非表示/違反報告)
鈴奈 - 時真さん» ありがとうございます!更新、出来る限り頑張ります。 (2019年6月2日 17時) (レス) id: 5a05c89ed5 (このIDを非表示/違反報告)
時真 - とても面白く、工夫された作品ですね。こういう謎が多い作品は好きです。忙しい中ではありますが、どうか更新するのを頑張って下さい。楽しみにしています。 (2019年6月2日 8時) (レス) id: b450b1471f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴奈 x他1人 | 作成日時:2019年4月1日 14時