魔法騎士団入団試験�� ページ7
上から声が聞こえた。
「やぁ、待たせたね。魔樹降臨」
仮面を被った人は魔法で次々と一人一人に箒が渡されてゆく。
「これより、魔法騎士団入団試験を開始する。私は金色の夜明け団団長のウィリアム・ヴァンジャンスだ。
まず、第一次試験はその箒で飛んでもらう
…それでは、始め！」
「(初めは飛行試験か。まぁ、箒で飛んだことないけど大丈夫かな。)」
私はそう思って箒に跨がり、飛ぶことをイメージした。そうすると、少しずつ浮き上がってきて普通に飛べるようになっていた。他の人たちの真ん中辺りまであるくると私は箒に跨がるのではなく、横座りの姿勢にした。
そして、適当に飛んでいるといつの間にか１番上まで来ていることに気付くと私の１つ下にいる黒髪の男の子は少し目を見開いていたけれど、どうでもよかったから気にしなかった。
何故か、暴牛の団長さんがどんな表情をしているのか気になり、そっちを見てみた。すると、向こうも私を見ていて私がニヤリと笑いかけると向こうもニヤリと笑いかけてきた。あのときはフードを被っていて私の顔は見せていなかったけれど、私だって気づいたみたい。
そうして、創造の魔法や進化の魔法の試験などを終えると、最後の試験はどうやら戦闘の試験のようだ。まぁ、私が負けるわけ無いのだけれど。
ペアは自由に組めばいいと言っていたのだけれど、なかなか見つからなくて、右往左往していると…
「ねぇ、キミ。僕と組まない？」
そう言ってそれなりに身綺麗な男の子が私に話しかけてきた。
私は他に相手もいないし、別にいいかと思って返事をした。
「えぇ、いいわよ。」
それからは順番が来るまで待ちながら、他の受験生の子達を観察していた。
そうすると、下民だとかいう２人の男の子がなかなか凄いことをしていた。しかも、背が小さかった方の子は、初めて見たけど多分反魔法を使っていた。反魔法を使うやつなんて初めて見たから少し興味が出た。
そして、私たちの番が来た。
「おい、あいつ確か王族のヴァーミリオン家のやつじゃなかったか？」
「え、マジかよ。あの女、終わりだな。」
「(こいつ、王族だったのか)」
周りからそんな声が聞こえて私はそう思っていた。そして、同時に…
「(ま、相手が王族だからって私が負けるわけ無いし関係ないか)」
とも、思っていた。
「それじゃよろしくね。」
そう言うと相手は小手調べのつもりなのか魔導書は開かずに攻撃してきた。
私は魔導書を開き、その攻撃を魔法で返した。
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、 - オリジナルフラグ外されないなら違反報告します (2018年7月27日 16時) (
レス) id: d8afdca4f0 (このIDを非表示/違反報告)
禿鷹 - めっちゃおもしろいです！！！更新頑張ってください！！！ (2018年7月27日 14時) (レス) id: 4cf5e3efb8 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 16時) (レス) id: 683e6a6665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニルバァーナ | 作成日時：2018年7月23日 15時
