私の生き方 ページ2
この生活が始まって２年がたった。そしてあの日からは８年。そう考えるとあの地獄のような日々が６年も続いていたのかと時々驚いてしまう。私は今、森の中で暮らしている。時々やってくる旅人やこの地元の人なんかが通りかかったら気配を消して襲いかかり、持ち物を奪う。
そんな生活を繰り返しているからかよく魔法騎士団の連中がやってくることもあったが、逆に返り討ちにしてきたため、騎士団の連中も懲りたのか最近は、あまり来なくなった。
「はぁ〜暇だ〜
なんか面白い事、ないかな〜
ねぇ〜リラン〜」
『確かに最近は暇になってきたな。私は少し寝るとしよう。お休み、主』
「そっか。お休みリラン。」
そうしてしばらくたったとき、こちらへやってくる２人の人間の気配がした。
私は咄嗟に気配を消し、木の上に登り上から様子を伺っていた。そして、２人の気配でリランも目を覚ましたみたいね。
「はぁ〜ホントにこんな森ン中に盗賊が居る かよ。えぇアッシー君？」
「はい。他の団からの情報からだとこの辺りの森を縄張りにしていて、とても強く今まで捕まえにきた団員たちが皆、返り討ちにあっているみたいなんですよ。しかも、犯人は女の子。」
「女が犯人ってマジかよ。しかも、全員が返り討ちってかなりのやり手だな。この仕事は他の奴等がこられないから、仕方なくきてたんだが案外、面白いかもしれないな。」
そんな内容が聞こえてきた。会話の内容からして私を捕まえにきた魔法騎士団ってところかしら。それにあのローブ『黒の暴牛団』ね。今まできたことなかったから、どんな魔法を使うか知らないけれど、そんなの関係ないわ。私を捕まえにきたというのなら相手が誰であろうと、ねじ伏せるだけ。
正面からは行かず後ろから行ったほうがいいわね。あと、顔を見られないようにフードも深く被る。これで準備は万端。後は、機会をうかがうだけ。絶好のタイミングまで忍んでいればいい。
「と、言ってもなかなか出てこねぇな〜
暇でしかたねぇよ。」
「まぁ〜もう何回も襲われてるわけだし、警戒してるんじゃないんですかね。」
そう言って２人が私がいる方向に背を向けた。
今が絶好のチャンス!!
「ﾎﾞｿｯ)行くよ、リラン」
『ﾎﾞｿｯ)あぁ、準備はできている。いつでも大丈夫だぞ主』
リランの言葉を聞いてから私は魔道書を開き、上から奇襲をかけた。
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、 - オリジナルフラグ外されないなら違反報告します (2018年7月27日 16時) (
レス) id: d8afdca4f0 (このIDを非表示/違反報告)
禿鷹 - めっちゃおもしろいです！！！更新頑張ってください！！！ (2018年7月27日 14時) (レス) id: 4cf5e3efb8 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 16時) (レス) id: 683e6a6665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニルバァーナ | 作成日時：2018年7月23日 15時
