4000 ~short story~

おもい。Takumi.G ページ5

「後藤重い」


後藤「後藤って言うな」


「重いんだけど。何キロ太ったの」


後藤「そんなことは気にしなくていいんだよ」




ソファに座りながらテレビ見てる彼女にかまって欲しくて


隣に座って、彼女に足だけを乗せてる状態。


重い重いって言うばかりでテレビばっかり。


しかも好きな俳優さんが出てるやつじゃん。


でもあと10分もしないで終わるからなぁ…


でも待てない後藤。待てるわけがない。


Aに抱きついてみる。




「重い」


後藤「重くない。」


「どの腹が言うのよ」




ぜーんぜん構ってくれない。


だから俺はほっぺに唇押し当ててやるんだ。




後藤「んーまっ」


「それなんかきもい」


後藤「毒舌すぎん？」


「今ドラマみてんの」




もう知らない。あと少し待てないんだもん


ほっぺから、首筋に向かって唇を這わせる


そのままぎゅうっ、て吸ってやった


ぴくっ、て跳ねるA。かーわい。


そのまま鎖骨に花を咲かせるとまたぴくりとする





後藤「終わった？」


「終わったけど…」


後藤「じゃあいいでしょ？こんど俺の番ね」




唇にキスして、体勢を変えてソファにやさしく押し倒した。


大丈夫、優しくしか出来ないから。


サラサラの髪を優しく撫でて、


構ってくれなかった彼女の唇を思う存分味わう


そんで、本題はここから。




後藤「今日冷たかったってことは、

俺なんかしちゃったってことでしょ？

ごめん、教えて」




彼女がここまで冷たい時は、だいたい俺に原因がある。


分からないのはよくないから


そのままにしないで聞いてるけど


今回はなんだろう…




「…拓実がかっこよかったから」


後藤「え？」


「テレビで見た拓実がかっこよすぎて、不安になっただけ

それに女優さんに面白かったって言われてたし」


後藤「なんだ、そんなことか…」




そんなことって言わないでよ、とA


そんなこと、なんだよ。それは。だってさ、




後藤「真のかっこいい後藤はAにしか見せてない

かっこよく映ったとしてもあれは四千頭身の後藤

男、後藤じゃないの。」




それに、好きなのはお前だけだ。


って言いながら


また彼女にキスを落とした。


fin.


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空さんリクエスト

甘々な後藤さん。



甘々というより半分甘えん坊になってしまった…

リクエストありがとうございました！

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